他校との交流
7月23日(水)、大阪府刀根山高等学校の梅景一雄校長が来校され、情報交換を行ないました。梅景氏は大阪府としては7人目の民間人出身の校長で本年4月より同校で勤務されています。
刀根山高等学校は豊中市にある、平成18年に創立30周年を迎えた学校ですが、周辺が閑散な住宅地という落ち着いた学習環境にあり“自ら未来を切り拓く心豊かでたくましい人間を育てる”という教育目標を掲げておられます。
本日も色々な点で意見交換させていただきましたが、参考になることも数多くありました。8月25日(月)から実質的に授業を開始していること、3学期制を採用しており、夏休みに入る前には必ず先生保護者生徒による三者懇談を平均20分かけて1週間にわたり午後実施していること、3年生の希望者を対象に6月より早朝(7:40)に国語・数学・英語の三教科について補習授業を開講し学年の半数である160人位が受講していること、部活動の加入率が75%に達しており、文武両道を目指していること、学校行事に注力していること、等です。また生活指導については公立高校の中では厳しいとのお話しでしたが、本校との比較においてはそう驚くようなことはないように感じました。
今、本校では夏期休業を利用して多くの学校の教育活動の実態を把握しようとしていますが、どのような学校でも必ず参考になる点があるものです。
他校の取り組みをそのまま本校に導入しても効果があがるかどうかはわかりませんが、良いところは素直に受け止めていくことが大切であると思っています。