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勉強合宿での校長講話

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  7月26日(土)、朝から選抜特進の勉強合宿に参加しました。今回の合宿においては、国語・数学・英語の3教科を中心に、1コマ90分で20コマの学習を行なうことになっており、これだけで合計30時間。この他に、1日目と3日目には1、2年生の交流会、2日目に校長講話のスケジュールが組まれています。
  この4日間の合宿は全般的には勉強漬けになっているため、本日は気分転換の意味も兼ねて『発想の転換~柔らか頭で未来を拓く』と題して、約1時間にわたり講演を行ないました。
最初に、この10年~20年の間に起こってきた世の中の急激な変化、これから地球規模や日本で起こってくる課題、学校と社会の違い等に触れ、変化することは大いなるチャンスであるということを話しました。次にこれからは志を持って取り組むことが何よりも大切であること、つまり世のため、人のため、人類や後の世代のためになることをすることが大切であることであり、さまざまな役立ち方があるが、基本的には〝人が不満に思っていることや困っていることを解消する〟という姿勢が必要である。そのためのキイ・ワードは「安心」「安全」「快適」「サービス」であり、相手の立場に立つ、相手に喜んでもらう、相手に感謝してもらうことが大切である。
  続けて、「新しい仕組みやシステムをつくる」「ヒット商品を生み出す」というテーマで、約30にわたる新しい事業や新製品やユニークな企業の取り組み等について紹介しました。
  最後に、〝上(将来)から物事を見る〟習慣を身につけて欲しい。まず自分なりの夢を持つこと、次に夢を実現するための目標を設定すること、現状とのギャップを明確にした上で、具体的な計画をつくることが大切であることを話しました。
  社会においては、単なる豊富な知識を持っているというだけでは通用しません。知識を知恵に変え実際に行動していくことが必要です。
  本日取り上げた事例については、これから機会を見つけて紹介していきたいと思っています。