カナダ研修のスタートにあたって
本日(8月2日)から中学2年生19名と中学3年生12名、計31名が関西國際新空港から12日間にわたる「カナダ東部夏季研修旅行」に出発することになりました。この研修には中学2年生の英語科の教員と共に私も生徒達の引率のため参加します。
このカナダ研修は、できるだけ早い時期に海外での生活を体験させ、幅広い視野を身につけさせることを狙いとして、平成14年8月からスタートし、毎年夏休みを利用して実施しています。途中でトロントでのSARS発症により一年間中止したため、本年度は6回目ということになります。これまで100名を超える生徒達がこの研修に参加していますが、多民族国家であるカナダの社会生活、歴史、文化、自然に接するという体験を通じて生徒達は大いに触発されてきたようです。研修終了後も自分なりの目標を持って積極的に学校での学業や部活動に取り組み、良きリーダーとして成長しているケースが数多く見られるようです。
研修の中心は、赤毛のアンで有名なプリンス・エドワード島のシャーロットタウンにおける7泊8日のホームステイと語学研修です。特に今年はアンの生誕100周年という記念すべき年にあたっており、例年以上に思いで深い研修になると思っています。短い期間ですが、この研修を通じて生徒達が外から日本を見つめることにより、自らの意識や行動を変えていって欲しいと思っています。
なお、カナダにおける活動内容もできる限りお知らせしたいと考えていますが、タイムリーに情報をお届けすることができるか疑問です。このため出発前にいくつかの校長通信は書き上げましたが、この間の日々の出来事については教頭先生にお願いすることにしていますので、宜しくお願いします。