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『兵庫私学展』終わる

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 8日から神戸大丸特設会場で開催されていた「私学展」が、3日間の来場者1万人超の参加者で終わり、改めて私学進学熱を感じる3日間でした。最終日の今日も終了時間の18時になっても、ブース来訪者が学校によっては終わらない盛況ぶりでした。
 今年度も開場と同時に生徒や保護者、塾・学校関係の皆さんが入場され、それぞれ希望する学校の担当者から説明を受けたり、色々な学校のパンフレットの収集にあたる例年の光景が見られました。
 本校のブースには3日間を通じて昨年度よりも多い来訪者があり、担当教員が開始時間から終了時間までほとんど切れ目なく対応しなければならないという状況で、現在進められている本校の中高改革の注目度の高さを感じる3日間となりました。
 特に、中学受験希望の保護者・生徒にとっては「一貫選抜コース」・「発展コース」の仕組みや難易度・合格基準など、高校受験希望者の保護者・生徒にとっては「選抜特進」・「特進Ⅱ」・「特進Ⅰ」の難易度・合格基準・そのコースの進学展望・「選抜特進」の就学補助などへの質問が多かったように思います。
 兵庫私学の特徴は、大阪の私学とは異なり「私学はひとつ」の連帯感の理念のもとで、各校独自の特色ある教育活動が推進されていますが、私たち雲雀丘学園も素直に他校の良いところは学び、自分たちの学校の教育活動にどのようなかたちで生かすことが出来るかを考えていく、柔軟かつ切磋琢磨する姿勢が必要だと日頃から考えております。そのことが兵庫県ひいては日本の教育レベルの向上に繋がると信じております。
 そして、雲雀丘学園の生徒・卒業生としての矜持を持ち、社会に船出していくことを支援したいと考えます。
                                            (玉井記)