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AO・公募推薦入試受験者への面接指導

2008.8.22模擬面接 001a.jpg
  間もなく、多くの大学でAOや公募推薦入試がスタートすることになります。本年度は生徒の能力や適性と大学卒業後の進路を個別に検討した結果、AO・公募推薦入試受験者は最終30名になりました。これらの生徒に対しては、進路指導部や担任が自己推薦書や志願書の作成、面談等の個別指導を行なった後、最終的には私が動機付けも含めた面談を実施することにしています。
  授業はじめの昨日、受験する生徒達に対して、私からAOや公募推薦入試受験にあたっての心構えについての話をしました。話の内容は、〝何のために大学に進学するのかをよく考えて欲しい。大学進学が最終目的ではなく、将来どのようなことをして社会に貢献するかが大切である。そのために志望動機をしっかりと整理し、自分の言葉で表現できるようにして欲しい。〟というものです。
引き続いて、本日から個別の面接指導を実施することにしました。幸い現在授業は午前中で終了するため、本日は5名の生徒に対し一人約30分かけて、入室の仕方や挨拶、頭髪、服装、話し方といった基本的なものから受験志望の動機やこれまで特に注力してきたこと、本校で何を学んできたか、自己のセールスポイント等の質問を通じて行ないました。その上で、各人毎に受験までに準備しておくべき課題を示し、自分なりにまとめるように指導しました。この面接指導は来週一杯続きますが、生徒達には疑問点があれば何時でも校長室に来るように伝えています。心強いのは、素直な生徒が多いため短期間で大きく成長するということです。
  また、これらの入試については、論文と面接というところが多いようですが、受験に際しては、基礎学力をつけることをおろそかにせず、取り組んで欲しいと思っています。
  なお、本校では「全員がセンターを」を合言葉に、早い段階で大学合格が決まった生徒についても、高校における学力の集大成としてセンター試験を受験することにしています。