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第43回文化祭の開催

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  9月6日(土)昨日は大雨洪水警報が出され天候が回復するかどうか心配していましたが、朝から汗ばむくらいの好天に恵まれ、第43回文化祭を開催しました。本校の文化祭は原則土曜・日曜の両日にわたって行なうことになっており、本年も当初は8月の30日・31日を考えましたが、準備の期間があまりにも身近すぎるということで今日の開催になりました。今回のテーマは以前にもお知らせしましたが、環境を切り口にした『We,Passenger on a Beautiful Glass Boat』 。 この意味は、〝私達の地球 それはガラスでできたボートのように美しくはかない。私達はその乗組員であるということを決して忘れてはならない。〟ということです。
  開会式で私は次のような話をしました。「環境問題には食糧・水・エネルギー・ゴミ等があるが、今回の文化祭では特にゴミの処理をしっかりとお願いしたい。富士山が世界自然遺産にならないのは、登山者によるゴミが原因である。環境をテーマにした立派な展示をしていても、廊下や教室にゴミが散乱しているようでは何にもならない。また、この文化祭には保護者をはじめ多くの方がお見えになる。〝雲雀丘学園は素晴らしいなあ。来て良かったなあ。〟と思っていただけるように行動して欲しい。そして、この文化祭を是非感動溢れるものにしていただきたい。」
  土曜日のため、早朝より続々と保護者の方がお見えになり、開会式直後からの「音楽コンクール」を鑑賞されました。これは高校3年を除く中学1年から高校2年までの全クラスがそれぞれ曲名を選び、午前中は高校の部、昼からは中学の部に分かれて開催されることになっていますが、本年で中学は実に18回目、高校は11回目を迎える伝統の催しです。私も初めて全クラスの合唱を聴きましたが、年々相当レベルが向上してきているように感じました。いつも感心することですが、指揮者もビアノ演奏者も先生ではなく、すべてクラスの中から選出された生徒達です。特に中学では課題曲と自由曲でピアノ演奏者が交代するため、クラスで最低2名が必要となります。これが大きな問題とならず、毎年続いているのは凄いことではないかと思っています。
  一方、中学・高校校舎ではクラスやクラブ毎にテーマを設定し、工夫を凝らした環境に関する数多くの展示発表がなされ、保護者の方も熱心に鑑賞されていました。この文化祭では例年、高校3年生は学習面を配慮して模擬店を担当することになっていますが、いずれも好評で完売したようです。
  明日も引き続き生徒達にとって思い出に残る文化祭になることを祈っています。