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内部連絡入試説明会の開催

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  9月29日(月)、雲雀丘学園小学校の保護者の皆さんに対する進学説明会を開催しました。本校は、昨年度の高校改革に続いて、本年度より「一貫選抜」「発展」という2コースの設定を柱とする中学改革をスタートさせました。この狙いは個々の生徒に対するよりきめ細かい進路指導を行なうということです。10時半から始まる説明会には小学4年生から6年生までの保護者約120名の方が参加していただきました。 昨年度の説明会では、初めてコース制を導入するということで、保護者の中にも多少理解が不十分な面があったようですが、今回については小学校と調整し、コース選択がやりやすい進学基準に改めました。
  私はより理解を深めていくために『改革にあたっての基本的な考え方』と『なぜ今環境教育なのか』という説明資料をお届けすると共に、学校改革に至った経緯と現在の取り組みについての骨子についてパワーポイントを使って説明しました。
  「私は2年半前にこの雲雀丘学園中学・高校に赴任してきた。本校ではほとんど全員の生徒が上級学校へ進学しているが、生徒のポテンシャルを見ると必ずしも進学実績が伴っていないというように感じた。すぐに実態を分析してみると、個々の生徒の能力や適性と教育内容をより整合させることが必要であるという結論にいたった。これを受けて高校に3つのコース制を導入すると共にカリキュラムの見直しや授業時間数の増大をはかる等の改革を行ない、続いて中学改革にも取り組むこととした。
  改革にあたっての基本の考え方は学園の創立の精神である〝親孝行のできる人は将来どのようなこともできる〟という〝孝道〟の体現化である。これを現代風に解りやすく表現すると『社会で活躍するリーダーの育成』を目指すことである。そのためには、人間教育の充実と学力の向上の両立をはかっていくことが大切であると思っている。そして、2013年(現在の中学1年生が高校を卒業する年)を改革の最終完成年と考えている。現在、改革は順調に推移してきているが、より一層充実した教育活動を展開していきたい」
  その後、学校生活のビデオ、毎年の入試結果や改革の進捗状況、来年度の入試予定等の説明を行ないました。今回は、時間の関係で高校新校舎の詳細にはあまり触れることはできませんでしたが、来年中学への入学者については全員高校の新校舎で学ぶことができます。どうか恵まれた環境下で、将来社会で活躍するリーダーを目指して欲しいと思っています。
  なお、本日の説明でおわかりにくい点もあったかも知れませんが、本校ではいつでも個別の進学相談に応じていますので、事前にご連絡の上ご来校ください。