教職を目指す皆さんをお迎えして
先日、エデュケーショナル・ネットワークで「教職を目指す皆さんへ」と題して講演をしましたが、その時の受講生が昨日と本日(10月1日)の2日間にわたり来校しました。15名の中で既に就職が内定した人や公立の発表待ちという人もいますが、大半はまだ就職先が決まっていないようで、本校に関心を持っている人もいるようです。
約1時間半、私と教頭で皆さんからの疑問点にお答えしたり、こちらから逆に質問するということで、フリーディスカッションを行ないました。〝何故教職を目指しているのか〟また〝どういう教師を目指しているのか〟ということを全員に聞いてみましたが、それなりに自分なりのしっかりとした考え方は持っているようです。私は教育現場というものは必ずしも一口では言い表すことができないし、それぞれの学校においても大きな違いがあること、私学の良さは創立の精神に基づくバックボーンが明確になっていること、現在進めている学校改革の基本的な考え方も、創立の精神である孝道がベースになっており、社会で活躍できるリーダーの育成を目指していること、まず将来のあるべき姿を描きそこから逆算して具体的な取り組みを行なっていること、このことは人生設計においても共通していること、学校だけではなくどのような職場にあっても厳しい現実が待ち受けていること、自分なりのゆるぎない志を持ち続けること等の話をしました。その後、学校の見学をしていただきましたが、丁度期末考査期間ということもあり、授業の様子を見ていただくことはできませんでした。
今後、一層の研鑽を積んで素晴らしい教師を目指していって欲しいと思っています。