« 学校改革研究会に出席 | メイン | 学校改革の基本の考え方~創立の精神の体現 »

体育の日にあたって

tusin058_taiiku1.jpg tusin059_taiiku2.jpg
  本日(13日)は「体育の日」です。現在、日本の祝日は15日ありますが、2000年に『ハッピーマンデー法』が制定され、従来のように祝日が固定されなくなり、一部の祝日については月曜日に移行されることになりました。それと同時に祝日制定の由来や意義については知らない人が増えてきているようであり、学校においても祝日についての十分な説明はできていないように思います。体育の日は本年12番目の祝日になりますが、この由来は次のとおりです。
  最初は昭和36年(1961年)に制定されたスポーツ振興法により、10月の第1土曜日を「スポーツの日」としていました。その後、1964年(昭和39年)にオリンピック東京大会が開催されましたが、閉会後この輝かしい成果と感動を記念して開会式が行われた10月10日を『国民がスポーツに親しみ、健康な心身を培う日』にしたいという動きが盛り上がってきました。そして、2年後の昭和41年(1966年)に国民の祝日として制定されました。続いて、平成12年(2000年)からは前述の『ハッピーマンデー法』により10月の第2月曜日を体育の日とすることになりました。参考までに、日本の観測史上晴れる確率が最も高い日が10月10日ということで、東京オリンピックの開催もこの日に決められようです。また、この前後に運動会をする学校・団体も多いようですし、日本全国でさまざまなスポーツイベントが開催されています。
  これで今年の残りの祝日は文化の日(11月3日)・勤労感謝の日(11月23日)・天皇誕生日(12月23日)の3日になりましたが、これからますますグローバル化が進展する中で日本の歴史や伝統・文化をしっかりと理解しておくことが大切であると思っています。