第2回学園PTA協議会の開催
10月18日(土)午後、中・高等学校、小学校、幼稚園の各PTA会長・副会長と常務理事、事務局長、校園長・教頭の23名のメンバーが出席し、本年二回目となる学園PTA協議会が開催されました。前回の開催は本年度がスタートした直後の4月であったため、約半年振りということになります。最初に学園のPTA会長と常務理事から挨拶があり、続いて各校園のPTA会長から活動の報告、各校園長・事務局長から本年度前半の取り組みについて報告しました。私は今一度、現在進めている学校改革の基本の考え方と改革の骨子について「人間教育の充実」「学力の向上」「学園としての総合力向上のための小・中の連携強化」「より良い学習環境づくり」の4点を中心にお話しました。また、人間教育の大きな柱として現在取り組んでいる環境教育についての説明も行ないました。
その後、懇談の場が設けられましたが、参加された小学校や幼稚園の役員の方々からは、ゴミの分別や制服のリサイクル、各家庭でのエコライフの取り組み、食べ残しの防止等も紹介され大いに盛り上がりました。幼稚園児や小学校の低学年生については環境問題といっても身近なものとしてとらえる事ができないかもわかりませんが、日常生活における三度の食事については関心があるのではないかと思います。
日常多くの中学生、高校生と接していて家庭教育の大切さ、とりわけ幼少の頃にどのような育ち方をしてきたかによって物の考え方や行動パターンが決まってきているということを痛感しています。幼い時に身についた性質や性格はなかなか変わらないものです。そして、大きくなればなるほどこれらを修正するのは難しくなってくるのは間違いありません。
本校では「共育」と「共学」ということを大切にしていますが、これからも家庭と学校、保護者と先生が連携して、生徒達を育てていきたいと思っています。