里山を訪ねる
10月24日(金)は校外学習日にあたっており、中学3年生を除く全学年がそれぞれの目的地に向かいました。(中学3年生は例年実力テストを受験)
私は中学1年の兵庫県立有馬富士公園内にある有馬富士自然学習センターでの校外学習に参加しました。生徒達は8時50分にJR新三田駅に集合し、特定非営利活動法人である『キッピー・フレンズ』のメンバーの案内で自然学習センターに向かいました。その後二つの班に分かれ、一班は非営利環境保全活動グループ『緑の環境クラブ』の皆さんの指導で、萱葺き民家での里山体験と森を護るための下草刈りや枯れ枝の伐採、残りの班は縄ないと薪割りを行ないました。そして、昼食後は交替することにしましたが、ほとんどの生徒達がこれらの作業についてはこれまで経験したことがなかったようで、生徒達は慣れない手つきで悪戦苦闘していました。稲穂を刈りとった後の柔らかい藁で丈夫な縄が作れる、薪が燃料になる、萱葺きの家の屋根は薄(すすき)を材料にして造る、森を護るためにはこまめな作業が必要である、といった事を実感したようです。
また、今回の体験を通じて森を育てることの大切さについても理解できたのではないかと思います。来年度は大山への林間学舎、再来年は沖縄への研修旅行が予定されていますが、生徒達がこれらの行事を通じて身を持って環境の大切さを感じて欲しいと思っています。
キッピー・フレンズ、緑の環境クラブの皆様、本日は大変お世話になり有難うございました。心より感謝申し上げます。