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推薦入試受験者に対する進路指導

10月模擬面接 001a.jpg
  10月に入って、大学のAO、公募推薦、指定校推薦入試が本格化し始めました。これらの受験希望者に対しては、原則として全員校長面談を実施することにしていますが、生徒は通常の授業を受けており、私自身も日常の校務があるため、どうしても面談は昼休みや放課後ということになってしまいます。この面談の趣旨は、本人の将来の進路と志望動機の確認、受験にあたっての事前準備に対する指導です。そして、何よりも校長である私が人物確認をした上で自信を持って推薦しなければいけないと思っています。
  目下、来年度の入試に対する学校説明会を開催していますが、その席上でよく保護者の方からどれくらいの大学進学の枠があるのかという質問が寄せられます。お蔭様で指定校の推薦枠については、昨年に引き続き本年度も総数では500を超えています。現在高校3年生の在籍者は238名ですので、単純に計算すると、1人につき2校以上の指定校の推薦枠があるということになります。しかし、推薦枠に頼って安易に大学進学を決めるということは避けなければなりません。本校ではあくまで第一志望を下げないことを進路指導の方針にしているため、実際にこの推薦枠を利用して受験する生徒は30数名しかいません。本日も3名の生徒に対して個別の面談を行ない、最後に「〝高い志が道を拓く〟という色紙」、「〝毎日が習慣づくり〟という詩」、「社会人基礎力についての校長通信の写し」を渡しました。
  また、本校ではたとえこの時点でAOや推薦入試で合格しても全員がセンター入試を目指すということを合言葉にして取り組むようにしています。いずれにしても大学に進学することが最終目的ではありません。むしろ、合格後の姿勢が極めて大切であり、これからしっかりと研鑽を積んでいって欲しいと思っています。