高校オープンスクール・第二回高校説明会の開催
10月26日(日)、午前10時からのオープンスクールと午後1時30分から本年度第二回目となる高等学校の入試説明会を開催しました。午前中のオープンスクールには202名の生徒が参加し、二班に分かれて国語、英語、数学、理科、社会の授業をそれぞれ受講しました。多くの生徒にとって高校の授業を受けるのは初めてだと思いますが、興味深く先生の話を聞いていたようです。
生憎、小雨がぱらつく天候でしたが、午後からの入試説明会には532名の方にお越しいただきました。本日は日曜日ということもあり、ご両親で参加された多数おられたようです。私は、冒頭の挨拶の中で日本と世界の現状、今後の世の中のトレンド、生徒達が社会人になる8年後の社会について説明した後、本校が目指しているのは創立の精神に謳われている「将来社会で活躍する人材の育成である」ということを強く訴えました。続いて、教頭から来年度3年目を迎える3つのコース制やカリキュラムの概要、授業時間数、生徒の学力の伸長度、進路状況を、入試広報部長から本年度の入試結果や来年度の入試における留意点等の説明を行ないました。約1時間半にわたる説明会でしたが、説明会終了後も多くの保護者の方から個別の質問をお受けしました。
本校に入学される皆さんはほとんど全員が大学受験を目指すことになると思いますが、大学に進学することが最終目的ではありません。できれば高校時代にどのような人生を歩みたいのか、どのような仕事に就きたいのかを明確にして大学・学部を選んで欲しいと思います。また、仮に将来の進路が明確にならなかったとしても高校時代には将来社会で役立つための人間力や学力といった土台を作っておくことが大切です。
受験生にとって、高校入試は人生における大きな試練のひとつかも知れません。これからの人生にはさまざまな試練が待ち受けています。努力をせずに安易な道を選ぶという姿勢では充実した人生を送ることはできません。多くの試練を乗り切ることによって人間的に成長していくものです。今は「人生における節づくりの絶好の機会」であると前向きに受け止めて学習に取り組み、是非本校を受験して欲しいと思っています。
なお、予想を超える多くの皆さんに参加いただいたため、準備していた資料が足りなくなり説明会の途中で配布させていただく等の不手際を起こしてしまいました。心よりお詫び申し上げます。