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学校改革にあたって~授業を磨く

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  先生にとって授業は命であり自らの教科指導力を磨いておくことは何よりも大切です。毎日の授業は真剣勝負であると言えるのではないでしょうか。
本校においては、授業の質を高めるため、年間を通じて何度か各教科の教員による研究授業や相互授業参観、更には生徒による授業アンケートを実施し、各教科において反省会を行なうことにしています。 
  私学の場合は転勤がないため人が固定化する結果、色々な面で活性化が進まないといったことが起こりがちですが、これを防ぐには常に新たな刺激が必要です。そのためにこの3年間、新たな先生の採用や相互授業参観、授業アンケートを積極的に進めてきました。
  本校では現在、相互授業旬間にあたっており、私も本日二つの授業を見学しましたが、それぞれ創意工夫を凝らした授業を行なっているのを目の当たりにし心強く感じました。他教科の先生も積極的に参観していましたが、自らの授業を公開したり、他の人の授業を見学するということは大きな刺激を受けることになると思います。また授業を見学した人は忌憚のない感想を記入して、提出することになっているため、この相互授業参観を充実させればさまざまな点で授業の質が上がるのは間違いないのではないかと思っています。
  現状では、研究授業の開催計画や反省会は各教科の自主性に任されていますが、将来的には他教科の授業を見学する、また校外の方にも授業を公開し、積極的に意見を聴くといったレベルにまで引き上げていきたいものです。一人ひとりの教員が自らの授業を磨くという思いを持つ、そして、受身ではなく、自ら進んで授業を公開し指摘された意見を素直にとり入れていくということにより、教科の指導力が飛躍的に高まっていくことを期待しています。