社会科 税の作文表彰式
11月26日(水)の昼、税の作文の表彰式が本校応接室で行われました。
社会科では中3・高1・高2の3学年の生徒を対象に、夏休みの宿題として「人権」「税」「年金」「国際協力」等のテーマの中から一つを選んで課題作文を書いてもらうことにしています。この取り組みは実に20年以上にわたって継続されており、本校の伝統になっていますが、今年も、それぞれのコンテストで入賞するという嬉しい報告が届いています。
現在、人権作文では、宝塚市主催のコンテストで最優秀・優秀・佳作各1名、法務局伊丹支局主催のコンテストで入選3名、宝塚市の障害者に関するコンテストで佳作2名、外国人問題のコンテストで入選1名、金融・経済に関する小論文で入選1名佳作1名という結果が来ています。
昨日は、西宮税務署から大津副署長等3名の方々が来校され、高2の3名・高1の2名・中3の2名に賞状を、更に本校には、租税教育推進に関する感謝状を頂きました。大津副署長様からは、この作文にとどまらず、これからも税について考えていって欲しいとのお話がありました。
12月上旬には高3国際科で租税教室を実施し、また来年1月には中3の選択社会でも開催する予定です。現在、日本は国と地方を合わせると1000兆円を超える借金を抱えるという極めて厳しい財政状況下にあり、予算の不足分を国債発行によって賄っているため年々借金が増え続けています。
国民生活の維持向上をはかっていくためには税収が確保されていることが前提となります。納付した税金がどのように使われているのか、そしてこれからの日本全体の財政状況がどうなっていくのかをしっかりと認識しておくことが大切であると思っています。