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プレゼンテーション能力を高める

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  先日、中学1年生の「探求」の授業の中で、『世界を知ろう』というテーマで自ら調べた内容をパワーポイントで発表したということをお知らせしましたが、本日10人の代表によるプレゼンテーション発表会がありました。さすがに各クラスから選ばれただけあって、パワーポイントのスライドもしっかりと作成しており、発表にも練習の成果が現れていたようです。中学1年の学年主任が情報の教員免許を持っており、前任の高校で情報の授業を教えていたこともあって、パワーポイントの作成を指導したところ、生徒達が高校生と変わらないくらい理解が早く、立派なスライドを作成する姿を目の当たりにして驚いたようです。
  私も講演や説明会のパワーポイントのスライドは自分自身で作成していますが、実際にパワーポイントによる発表を行なったのは50歳少し前であり、中学時代にはコンピューターに触れること等全くなかったと記憶しています。生徒達の発表を見て世の中は急速に変わってきているということを実感しました。〝百聞は一見にしかず〟という言葉がありますが、口で多くのことをしゃべるよりも目に見える形にする方が数段解り易いのは当然です。また、多くの人に訴えかけ、心をひきつける話術も身につけていかなければなりません。
  将来、生徒達は社会に出ることになりますが、このプレゼンテーションの力は実に大切になってくることでしょう。特に、今後ますますグローバル化が進む中で、他の国の人達と一緒に活動する機会が増えてくるのは間違いありません。
  本日は、たまたま取材に来ておられた塾の方にも発表会の様子を見学していただくことができ良かったと思っています。
  日本人はともすると謙譲の美徳と言われるように積極的に自分をPRすることが苦手な面がありますが、生徒達が今回の経験を機にプレゼンテーション能力を高めていってくれることを期待しています。