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節度ある冬休みの過ごし方

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  23日(火)から生徒達は冬休みに入りましたが、生徒達は登校し補習を受けたり、自習をしたり、クラブ活動に取り組んでいます。
  本校では「学校と家庭の連携による共育」を教育方針に掲げ、長期休暇にあたっては、保護者の皆さんに『生活指導についてのお願い』というプリントを配布していますが、是非保護者の皆さんの指導をお願いします。
  これまでの経験を振り返っても長期休暇中に生活のリズムが乱れ、学校が始まってからも元に戻らなかったり、健康を害するような悪い習慣が身に付いてしまったり、好ましくない交友関係が生まれるといった例が数多く見られます。また昨今、中・高生が携帯やパソコンのブログを通じて凶悪事件に巻き込まれたり、交通事故に遭遇するケースも散見されます。
  言うまでもないことですが、中学・高校生の本分は勉強であり、基礎学力が付いていないと将来、大学進学後や社会に出てからも十分な活躍はできないということになります。この冬休みには今年一年を振り返ってできなかったことを洗いだし、確実に基礎固めをしておいて欲しいと思っています。スポーツでも楽器の演奏にしても一日のブランクを取り戻すには倍の日数がかかると言われていますが、勉強もまったく同じです。そして、生活が乱れ勉強から遠ざかってしまうと元に戻るまでには随分長い日数が必要になり、確実に学力の低下につながります。
  この休みにはしっかりとスケジュールを立てて、規則正しい生活を送ることが何よりも大切です。また、家族と時間を過ごす機会も多くなると思いますので、是非、普段話せないことを話し合って欲しいものです。