本格的な入試シーズンを迎えて
新しい年を迎え、大学、高校、中学への入学を目指す受験生にとってはいよいよ入試の本番まで秒読みの段階に入ってきました。本校においても高校3年の学年団と進路指導部の先生は大学進学に向けて、一方入試広報部の先生は本校の中学受験と高校受験に向けて、それぞれ最終のつめを行なっています。
大学センター入試に関しては、先日入試センターより最終の発表がありましたが、これによると志願者数は543,979人で、対前年比594人増ということになっています。内訳を見ると、約8割が卒業予定者(現役)となっており昨年度より若干増加、男女別の比率は57.7:42.3となっています。
なお、本校においては既にAO入試や公募推薦、指定校推薦で大学への合格が内定した者についても高校で学習してきた自分の学力レベルの総点検をするという趣旨でセンター試験を受験することになっています。また、この学年の素晴らしいところは大学進学が内定した生徒達が中心となって合格祈願の垂れ幕を作成してくれているということです。これから受験の本番を迎える生徒達にとっては実に心強い激励ではないかと思います。センター試験が終わると、それぞれの国公立大学や私立大学の入試が控えており、受験生にとっては全く気の抜けない日々が続くことになります。
一方、私立の中学入試や高校入試の日も近づいてきました。本校においても中学のA日程入試は大学のセンター入試と同じ1月17日、B日程入試は翌日の18日、更に中学後期日程入試は23日に実施の予定です。続いて2月10日には高校のA日程、17日にはB日程の入試が控えています。このように、これからの1~2か月は日本全体が受験シーズンを迎えることになります。
受験というのは、一人ひとりの人生にとっても大きな節づくりになるのは間違いありません。この試練を乗り越えて逞しく成長してくれることを心より願っています。