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年末年始の行事~初詣

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  年末年始にはさまざまな行事がありますが、先日の日本経済新聞には続けている年末年始の行事のランキングが掲載されていました。これによるとトップは〝年越しそばを食べる〟ですが、2位以下は、雑煮を食べる、年賀状を出す、大掃除をする、御節料理を食べる、クリスマスケーキを食べる、初詣に行く、お年玉をあげる、鏡餅を飾る、お歳暮を作る、御節料理を食べる,祝い箸を使う、注連飾りをする・・・と続いています。これらは私の家でも毎年行なっているものばかりであり、平均的な年末年始の生活を送っていると言えそうです。
  今年も元日の朝、屠蘇と雑煮で新しい年を祝った後、家族で近くの神社へ初詣に行きましたが、例年以上に多くの家族連れの方の姿が目につきました。参拝の後、破魔矢とお札を購入し全員でお御籤も引きましたが、どのお御籤についても解説の内容を見ると〝地道に努力し謙虚に反省することが大切である〟ということが書かれているようです。日本人は概して信仰心が厚いとは言えませんが、不思議と初詣には出かける人は多いようです。しかし、いくらお祈りしても懸命に努力しなければ良い成果が得られないのは当然です。神様の前では単にお祈りするだけではなく自分の決意を披露することが大切であると感じました。
  帰宅後、届けられた年賀状に目を通しました。今日本では丁度団塊の世代が大量に退職する時期にあたっており、友人の中には新しい生活をスタートさせている人が数多く見受けられます。心強く感じたのは、これまで自分がやれなかったことをやり始めたというだけではなく、永年にわたって培ってきた経験やノウハウ、技術力を活かして、世の中に役立つことをやっている人が多くおられるということです。私も教育の仕事に就いて間もなく7年になるため、社会人として元気に頑張っている生徒からの年賀状も何通かふくまれており、嬉しく思いました。
  雲雀丘学園の勤務もこの3月末でまる3年になりますが、1年後には私が知っている生徒達も社会人になります。今、教育界を取り巻く環境は激変化し課題も山積していますが、原点に戻って将来の日本を背負って立つ人材を育てるという思いで取り組んでいきたいと思っています。