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目標を持つ

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  過去、歴史に名を残す偉業を成し遂げた人の伝記を読むと例外なく高い目標とこの目標達成のためのゆるぎない志を持っていたことが解ります。
  また、私もこれまで色々な人にお会いしてきましたが、社会で活躍できるか否かは〝目標の有無〟であると確信しています。言い換えるとそれなりの成功を収めておられる人の共通点は“目標を持っている”ということです。
  ミシシッピー大学の卒業生が40年後にどうなっていたかを調整した有名なデータがあります。
これによると
     社会的に大成功している人は 3%
     かなりの成功をしている人は 10%
     普通の生活をしている人は  60%
     何らかの援助が必要な人は  27%  です。

  この結果を見ると、成功を収めていた人は13%であり、普通の生活や援助が必要な人は87%ということになります。更に、社会的に大成功しているトップの3%は実に具体的な目標を持っており、常にこの目標を意識するために目に付くところに張り出していたそうです。裏返すと何となく生活していて成功した人はいないということです。このように考えるとできるだけ早い時期に将来どういうことをやりたいという目標を持つということが大切なのではないでしょうか。
  今、多くの中学生や高校生は大学に進学することが目標であり、将来社会で何をやりたいかということまで考えている人は多くないかも知れません。しかし、大学進学は手段であって最終目標ではありません。将来の目標と大学進学の目標をしっかりと持ち、これを絶対に達成するという強い思いで日々研鑽を積んで欲しいものです。