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第51回高等学校卒業式を終えて

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  2月20日(水)、早朝には昨夜からの雨が残っており、卒業式がどうなるのか大いに心配しましたが、9時過ぎには雨も上がり大きな混乱もなく第51回の高等学校卒業式を挙行することができました。きっと全員の願いが天に届いたのではないかと思います。
  開式の辞の後、ピアノ伴奏による国歌斉唱に続いて、普通科の218名と国際科19名の生徒全員に卒業証書を授与しました。続いて高校3年間、無遅刻、無欠席、無早退の33名の生徒に皆勤賞を授与しました。今年は例年に比べて非常に受賞者が多く、全生徒に占める割合は14パーセント、約7人に1人ということになります。更にこの中の7名は中高あわせて6年間皆勤という快挙を達成しました。〝継続は力なり〟という言葉がありますが、一見簡単なようでも続けることはなかなかできないものです。これからも、このような姿勢を貫いていって欲しいものです。
  式辞では、最初に世の中の動きに触れた後、「高い志を持つ」「果敢に挑戦する」「常に感謝する」という3つのことをこれから胸に刻んでいって欲しいという主旨の話をしました。その後、ご来賓の祝辞、在校生代表による送辞、卒業生代表の答辞と続きましたが、答辞の際には感極まって涙する生徒や保護者、先生の姿が数多く見られました。そして、在校生、職員による「蛍の光」と卒業生による「仰げば尊し」を歌った後、全員で学園歌の斉唱を行ないました。
  これで卒業式は一旦終了しましたが、引き続き3年生の担任一人ひとりに対して卒業生から感謝状と花束が贈られました。先生方も感激のあまり溢れる涙をこらえることができない様子でした。この3年間にはさまざまなことがあったと思いますが、これまでの苦労が一挙に吹き飛んだのではないかと思います。
  幸い雨がすっかり上がったため、間もなく取り壊される校舎を背景に記念写真をとることができ、本当に良かったと思っています。
  卒業生達が力強く新しい生活の第一歩を踏み出してくれることを心より願っています。