高校卒業式を明日に控えて
2月19日(木)放課後、明日の第51回高等学校卒業式の準備を行ないました。今年の卒業生は普通科が218名、国際科19名の合計237名です。
高校時代は青春の真っ只中、生徒達は学業だけでなく部活動や学校行事等を通じてさまざまな経験をし、それぞれ目を見張る成長をしたように感じています。これらの素晴らしい経験をこれからの人生の糧として日々精進して欲しいものです。
また、保護者の皆様や教職員におきましても数々の忘れえぬ出来事があったのではないかと思っています。特に 保護者の皆様におかれましては暖かい愛情を注がれる一方で忍耐されるというご苦労もおありになったのではないかと拝察しています。「親」という字は〝木の上に立って見る〟と書きますが、家庭と学校が連携して子どもを育てる「共学」という本校の基本の考え方に立って、ご指導いただいたことに対し心より感謝しております。
本学園は昭和25年(1950年)に「この雲雀丘の地に何とか学校をつくりたい」という地元の皆さんの熱い思いで創設され、今年で59年目を迎えています。そして、高校の卒業式は例年2月20日に実施されていますが、この日は初代理事長である鳥井信治郎氏の命日に当たっています。
明日は全員で創立の精神を確認しつつ生徒達の門出をお祝いしたいと思っています。天候が大変気になりますが、すべての人にとって感動溢れる思い出に残る卒業式になることを心より願っています。