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進学に関する校長面接

2009.02.06高2面接.jpg

  高校3年生については、現在センター試験が終了し本格的な大学受験が始まっていますが、これと並行して高校2年生については来年度に向けての進路指導がスタートしつつあります。月日の経つのは早いもので、新しいコース制の導入と共に入学してきた生徒達も2ヵ月後には高校3年生になります。これまでは、概ね3年生になってから志望校を絞り込むというやり方をしていたため、一部の生徒については受験勉強の開始が遅れるということもありました。これでは勉強時間の絶対量が不足することになりかねません。そこで、高校2年生の担任団が中心となって早期に進路目標を決定するように指導することにしました。
  この一環として、今月いっぱいかけて 私立大学への進学を希望する高校2年の生徒を対象に校長面接を行なうことにしました。早速今日は昼休みを利用して校長室で4名の生徒と集団面接を行ないました。一人ひとりから現在の思いを聞きましたが、全員が将来の仕事に対する夢を持っており、それぞれ希望する大学もあるようです。ただ、現段階ではまだ〝願望〟の域を出ないという印象を受ける生徒もいます。私は「願望を〝目標〟に変えることが大切である。そのためには目標をみんなに宣言し、ビジュアルにする、具体的なスケジュールに落とし込む、日々の積み重ねをしっかり行なう」ということを話しました。そして、勉強の仕方や社会人基礎力についてまとめたメモを渡しました。
  来月から、来週から、明日からではなく今日からスタートしてくれることを願っています。