本年度の私立高等学校の志願状況
立春が過ぎ厳しい寒さの中にも随所に春の兆しが感じられるようになってきました。中学1年の生徒達が植えたチューリップの球根からも次々と新しい芽が顔を出し始めました。学校も高校3年生の卒業式を間近に控える一方で、新1年生を迎えるための入試の準備を進めています。
このような中で、昨日新聞各紙に『兵庫県の私立高等学校42校の志願状況』が発表されました。これによりますと募集定員9909人(20年度比1013人減)に対して志願者数は3万3652人(20年度比172人減)となり、平均倍率はほぼ前年並みの3.40倍、厳しい経済情勢を反映して兵庫県全体の出願数は過去最低という結果になりました。
この中で本校の選抜特進コースの倍率は27.5倍と全私立校のトップになりました。また、全体の志願者数も846名と前年を111名、15%上回り、前年度に続いて過去最高数の方々に受験いただくことになりました。多くの皆様のご支援に対し、心より感謝申し上げますと共にご期待に沿えるよう教職員一同、気持ちを引き締めて更に努力を積み重ねていきたいと思っています。
現在、本校では「入口を固める」「校内を固める」「出口を固める」という3つの切り口でさまざまな改革を推進し『良循環型の学校経営』を目指しています。また、来るべき創立60周年に向けて今月末より高校の新校舎の建設に着手し、2010年3月の完成を予定しています。素晴らしい学習環境の中で生徒達が健やかに成長し、将来社会で大いに活躍してくれることが私達教職員の切なる願いです。
今後とも温かいご支援とご指導を心よりお願いいたします。