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終わった後の反省と行動

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  昨日のWBCの日本対韓国戦のニュースを見て、やはりイチロー選手は改めて凄いと感じました。年間200本安打を続け、打率3割というのは当然であると思われているイチローのような選手でも、WBCの前哨戦と初戦の中国戦はバッティングが不調で、何と28打数3安打という極度の不振に陥っていました。特に中国戦においては、5打数でヒットなし、ほとんどが内野ゴロで外野にボールが飛ばないという状態でした。いつもなら内野ゴロでも俊足を生かして安打にするというのがイチロー選手ですが、そのプレーも全くできませんでした。これを見て心配されていたファンも多かったのではないかと思います。
  しかし、韓国との試合では5打数3安打と完全に復調し、イチローの活躍で日本チームは14対2、7回コールド勝ちという快挙をなし遂げました。何故このようなことが実現できたのでしょうか。答えは〝特打ち〟です。中国戦ではバッティングのタイミングがずれて結果が出ませんでしたが、これを修正するためには自分が納得するまで打ち込むしかありません。不振の原因を頭の中であれこれと考えていても解決することはできません。練習して自分でタイミングをつかむことしかないのです。立派な成績を残す選手とそうでない選手の違いはゲームが終わった後の姿勢ではないかと思います。試合では当然ながら上手くいく時もあれば、上手くいかない時もあります。成功する時もあれば失敗する時もあります。大切なことはどのような時にもしっかりと反省し行動することだと思います。これはスポーツでも学習でも仕事でも人生でも同じです。
  先週末で期末考査は終わりましたが、学力に差がつくのはこの時なのです。今日と明日は自宅学習日になっていますが、〝終わった後の反省と行動〟をしっかりとして欲しいと思っています。