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勉強ぎらいになる理由

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  世界の国々では勉強したくても学校に行けないという子ども達が数多くいますが、日本では学校に行きながら勉強がどうしても好きになれないという生徒が多いようです。このように勉強ぎらいになる理由は大きく二つあると言われています。
  一つ目は、豊かになり過ぎ何故自分は勉強しなければいけないのかという目的がはっきりわからない。二つ目は、頭が悪いから勉強しても成績は上がらないと自分で思い込んでいるというものです。
  前者に対しては〝何故自分は勉強するのかを早いうちから認識させる〟ことが必要です。そのためには〝今後世の中がどのように変わっていくのか〟また〝将来どのような仕事が生まれてくるのか〟〝これらの仕事を通じていかに社会に役立つことができるのか〟といったことを教えることにより、子ども達に夢や希望を持たせていかなければなりません。
  後者に対しては〝成績が上がらないのは頭が悪かったからではなく、頭を良くするような勉強の仕方をしなかったからである〟ということを理解させることが大切です。言い換えると問題の解き方を教えるよりも「勉強の仕方を教える」ということなのです。これには脳の働きが大きく影響しています。
  この二つのことをやらずに「勉強せよ」ということだけを生徒達に言っても〝やらされている〟という気持ちから脱却することはできず、大きな効果は期待できないように思っています。
 
  なお、脳の働きについては、後日紹介します。