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大阪府民間出身校長

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  3月11日(水)、大阪府教育委員会の島崎英夫参事と栁井淳校長が来校され色々と意見交換しました。栁井氏は民間(金融関係)出身で、この4月からは大阪府立の高等学校に赴任されることになっています。
  大阪府教育委員会は平成14年より〝府立高等学校の特色づくりなどを進めるため、柔軟な発想や企画力、国際感覚、組織運営の手腕など、優れたリーダーシップと柔軟性・熱意・情熱を持った人材を採用する〝という方針で毎年民間出身の校長を募集しており、栁井氏は大阪府としては8人目の民間出身の校長になります。私も7年前、教育界という全く異なる世界に入って驚くべきことが数多くありましたが、民間出身でなければ学校が活性化できないということはないと感じました。民間企業と言っても農林、水産、薬品、鉄鋼、電機、自動車、流通、サービス、金融、運送等さまざまな業界に分かれていますし、この中には多くの会社があるため、民間という一つの言葉で表せるものではないと思います。公立の学校にも素晴らしい方が数多くおられますし、私も4年間の公立高校の勤務を通じて色々なことを学ばせていただきました。しかし、企業にとっても学校にとっても同質集団では考え方が固定化されてしまうことになるため、互いの良いところをとり入れていくことが大切なのではないかと思いました。
  栁井校長におかれましては、是非ゆるぎない志と情熱を持ち〝生徒の育成のために何ができるのか〟という視点に立って〝将来日本を背負って立つ人財(材)〟を育てていって欲しいと願っています。