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箱根会議を終えて

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  3月15日(日)、JR小田原駅から箱根登山バスで約1時間かけて曲がりくねった坂道を登り、仙石原文化センターに到着しました。早速、受付を済ませて会場に入ると、正面には『日の丸』と志という字が白抜きされた濃紺の旗と、本会議のテーマである "日本、この手で何とかする 今、新しい風を"という看板が掲げられています。続々と入場者が増え、午後1時には、会場は北海道から九州まで全国各地から志を持ってこの場にかけつけられた、500人をはるかに超える人達で埋めつくされました。
  冒頭の挨拶で、上甲氏は"今は自分の会社、自分のこと、目先のことで精一杯という方が多い中で、今日は全国から、実に多くの皆さんがこの会場に駆け参じて下さったことに対し、心より御礼申し上げたい。まさに、感激、感動、感謝で一杯です。正直なところ、この会議を開催したいということを伝えると、中には「バックには誰がいるのか」、「どういう人が賛同しているのか」ということを質問した人もおられた。しかしバックには誰もいない。今の政治の現状はあまりにもひどい、もはや「私達には関係ない」とは言っておれない。このまま任せておいたら日本は沈んでしまうと思う。私が今この会議を持ったのはただ日本の未来のために何とかしたいという純粋な思いだけである。今日はこれから半日にわたって、志を持って取り組んでいる多くの方にお話をしていただくが、この会議が終る時に、この運動をこれから続けていくのかどうかを皆さんにお伺いしたい。賛同者がなければ、この運動をスタートすることはやめ、今日一日の会議としたいと思っている" ということを話されました。
  会議は13時15分から開始され、途中休憩の15分間以外は18時まで実に5時間近くにわたる中身の濃いものになりました。発表が進むにつれて、会場には〝自分達の手で日本を何とかしたい〟という気持ちが高まり、最後の話し手であるジャーナリストの櫻井よし子氏が登場された時には、会場は興奮の坩堝と化しました。
  この会議における青年塾出身者の実践例の発表や政治家の決意表明等どれを取り上げても、感動すべき内容が多くあったように感じましたので、順次紹介していきたいと思っています。