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21年度最初の職員会議の開催

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  4月2日(木)、9時より学園文化館において本年度最初の職員会議を実施し、冒頭経営方針の発表をおこないました。昨日は、学園の全教職員を対象とした合同職員会議が開催され、各校種から経営方針が発表されました。私も中学・高校の経営方針を発表しましたが、与えられた時間は15分しかなく細部にわたる内容についての説明はできなかったため、改めてこのような機会を持つことにしました。
  企業においては通常新年度のスタートにあたって経営方針の発表が行なわれます。しかし、学校では多くの時間をとって経営方針を発表するということはあまりないようです。これでは教職員の気持ちを一つにすることはできません。経営方針を発表する意義は、これまでの反省に立って課題を明確にした上で、今年一年間の教育活動を教職員に周知徹底するということです。また、この際に留意しなければならないことは単なる活動内容の説明ではなく、なぜこのような取り組みを行なうのかといった理由を明確にすることです。
  今日は本校に勤務する専任教員、常勤講師、非常勤講師、事務職員全員に集まっていただき、約40分にわたりパワーポイントを使って、詳細な中高の経営方針を発表しました。私は最初にこの会議は全員が心を一つにして取り組むための決起大会にしたいということを訴えました。次いでこれまでの振り返りと学校経営計画をつくる際の基本の考え方、最終目標である2013年の姿を明示した後、「入口を固める」「校内を固める」「出口を固める」という3つの切り口で本年度の取り組み計画を説明しました。同時に、前回の職員会議以降に採用が決まった教職員を含め、クラブ顧問と「一人一役運動」の担当も発表しました。先生方の持ち時間等については、前月中にほぼ確定していましたが、これで各人の役割分担がすべて決まることになりました。
  また、職員会議の後は、全教員による教科会議、学年会議を開催し、それぞれ細部の検討を行ないました。以前は入学式の前日に職員室の席替えも含めて準備していましたが、この2~3年で随分余裕を持って新学期を迎えることができるようになりました。
  本年度本校に勤務していただく教職員の総数は101名です。これらの教職員が一枚岩になり、生徒の育成をはかるという思いをしっかりと持って教育活動を充実させていきたいと思っています。