学校再開にあたって~恐れず されど 侮らず
5月25日(月)、生徒達が元気に登校してきました。職員朝礼で先生方に「今回の新型インフルエンザの性質が感染力の強い弱毒性であるということが判明してきたことにより、国や地方の行政の動きが変化してきており、大きな流れとしては〝一斉〟から〝個別〟の対応になってきている。今後学園としては県の方針やこれらの動向を参考にして方針を検討していくことになる。そして、学校再開にあたっては〝生徒や保護者に過度な心配をかけさせないという一方で予防と万一発生した場合、感染拡大について細心の注意を払うことが重要である。」ということを話しました。
その後、校内放送を通じて全生徒に対して、一昨日に校長通信に掲載したメッセージの内容を中心に「自分で健康チェックをする習慣をつける。体調の悪いときはまず医者に行く。石鹸でよく手を洗う。学校で体調が悪くなればすぐに保健室に行く。教室の空気を入れ替える。人ごみには行かない等を心がけて欲しい。」ということを伝えました。
更に、午後から学園幹部が集まって、今後の対策について話し合い意思統一をはかりました。本学園は兵庫県と大阪府に隣接していることから兵庫県、神戸市、大阪府、大阪市といったさまざまな行政区に生徒が分散居住しています。今後はこれらの行政の対応を考慮しながら本学園としての対応を決定していくことにしますが、基本の考え方は〝通常の季節性インフルエンザに準じて取り扱う〟ということになりますのでお含みおきください。
どうか、この危機を『恐れず されど 侮らず』という姿勢で乗り切りたいものです。
なお、保護者の皆様に対しては、今回の臨時休業に伴う授業時間の確保、行事の変更等についてご連絡していますので、ご確認をお願いします。