自家自給率を高める~えんどう豆の収穫
本校では環境教育の大きな柱として食の問題を取り上げており、私もこれまで全校朝礼やこのブログを通じて何度もこの問題について触れてきました。また、日常生活の中では〝自家自給率を高める〟ということで、自宅の庭や近くの貸し農園で休日を中心に野菜の栽培に取り組んできましたが、昨年に植え付けたえんどうの蕾が4月末から次々と開花し、その後多くの実をつけ始めました。そして、大型連休明けから2、3日に一度のペースでえんどう豆が収穫できるようになりました。少し、間隔をつめ過ぎて風通しや日当たりが悪くなったという反省点もありますが、予想をはるかに超える収穫量です。
さやえんどうはほぼ終わりに近づき、最近はグリーンピースの収穫を始めました。また、この成果に気を良くして、夏野菜のきゅうり、ゴーヤ、シシトウ、トマトの苗を植え付けました。
当初は〝環境を考えるにあたって自ら実践しなければならない〟という半ば義務感で行なっていた野菜作りですが、時間の経過と共に作物が成長し始めると少しずつ楽しみに変わってきました。そして、自ら育てた作物を収穫し、それを美味しくいただくというのは言葉では言い尽くせない感動体験です。
野菜作りに関しては、まだまだ素人の域を脱していませんが、どのようなことが大切なのかということも多少解ってきました。私の基本スタンスは〝何事も実践する〟というものですが、これらの経験を少しでも環境教育や食育に生かすことができればと思っています。