体育大会後記
昨日の体育大会で、〝充実した人生を送るためには数多くの感動を積み重ねることが大切である〟という趣旨の話をしましたが、そのためには自分なりの大きい目標を持って果敢にチャレンジしていくことが大切です。人は色々な局面で感動します。美しい音楽を聴いて、素晴らしい絵画を見て、心に染み入る講演を聞いて、野球やサッカーでのファイン・プレーを見て、感動すると思いますが、何と言っても自分自身が血の滲むような努力をして実現した時の感動に勝るものはありません。「感動は努力の結晶」という言葉がありますが、努力が大きければ大きいほど深い感動が得られるものです。
各クラスの生徒達は、今回の体育大会に備えてさまざまな努力をし、全員で練習をしてきました。その結果が成功という形で結実した生徒達は何よりも自信に繋がったのは間違いありません。また、反対に思い通りにならなかった生徒達も素直に反省することによって次に期するという気持ちが芽生えたのではないかと思います。
本校の初代理事長であった鳥井信治郎氏は常々〝やってみなはれ。やらな、分かりまへんで。〟と言われていたようですが、雲雀丘学園に集うすべての人が失敗を恐れず、大いにチャレンジしていって欲しいと思っています。