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関西私塾教育連盟教育シンポジウムに参加して

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  6月14日(日)、関西私塾教育連盟主催の教育シンポジウムに参加しました。このシンポジウムのテーマは『すべての教育関係者が百年に一度の教育危機を元気に乗り切るために』というものです。休日にも関わらず、大学、公立高校、私立中・高、塾等の関係者約130名という多数の方が参加されており、顔見知りの方も数多くおられました。
  冒頭、同連盟の藪木章雄理事長の挨拶があり、続いて立命館大学入学センターの岡本直輝教授から『現下の経済危機は、大学改革にさらに何を必要としているか』と題して基調講演が行なわれました。  最初に立命館大学2009年度の入試志願状況についての説明がありましたが、厳しい経済情勢を反映して志願者は昨年度比89%であったこと、独自方式では大幅減・センター7方式では大幅増、近畿・東海地区で大幅減であったこと、次いで志願者減の要因、これらへの対応策、同学の教育の特色、伸びる学生・伸び悩む学生の特徴、最後に同学の課題についてお話いただきました。
  その後のパネル・ディスカッションにおいては、参加者との間で活発に意見交換がなされ、引き続いて開催された第二部の懇親会でも色々な情報の交換や名刺の交換が行なわれました。

  これから世界は大量生産・大量消費・大量廃棄の経済の枠組みが崩壊し、新たな枠組みが構築されることになります。この国際社会の中で日本が認められていくためには、先端技術に裏付けられた産業の創出とこれを担って立つ人財(材)の育成が何よりも大切になってきます。
  現在、多くの人がそれぞれの分野で教育に携わっていますが、これらの人が高い志を持ち、互いに連携して教育の質的レベルを引き上げていくことが肝要であると痛感しています。