学校インターンシップ実習生の皆さんと
7月14日(火)、関西大学から4名の学校インターンシップ実習生の皆さんが来校、職員朝礼での挨拶の後、校長室で懇談しました。
関西大学では高大連携授業の一つとして、2003年度から大学生が学校現場で就業体験を積む「学校インターンシップ」を行なっておられます。元々これは、既に広く行なわれている「企業インターンシップ」と同様、将来就くであろう職業について実地に接する機会を設けたいという意図からスタートしましたが、今では単なる職業教育の意義を超えて年長の若者と年少の若者をつなぐ〝若い力による高大連携事業〟であると位置づけられており、年々充実してきているようです。
本年度は318の学校・園から申し込みがあり、受け入れ可能人員は1338名ということになりましたが、これらの中から学生がそれぞれ自分に合った研修先を選択し、最終的には179名が派遣されることになったようです。
本校では1名が8月中旬から9月6日まで「文化祭の企画・準備・運営の補助」を、3名が夏季休暇中「数学と英語の補習授業の補助」を担当することになっています。今回の実習は最低36時間で単位認定されることになっていますが、懇談の中で全員が将来教職を目指しているということが分かりました。
私はこれからの日本にとって教育は非常に大切であり、教職を目指す皆さんは是非〝高い志を持つこと〟〝人間力を身につけること〟〝社会の動きをしっかりと把握すること〟〝凡事徹底をはかること〟〝たゆまぬ努力を続けること〟等を心がけて欲しいという話しをしました。短い実習期間ですが、人に言われたことだけをやるのではなく自ら進んで積極的に行動することにより成長してくれることを願っています。