大切な基本のくり返し
7月16日(木)、新年度が始まってから既に3ヵ月半が経過し、夏休みまで残すところ3日になりました。今年はすべての先生の授業を最低一回、参観することにしていますが、これまではまだ約4割しか達成できていません。
先日、体育科の先生と雑談している中で〝この7月はバレーボールの授業を行なっているので是非見学に来てください。もし良ければ指導して欲しい〟ということになりました。たまたま本日の午前中は時間的な余裕があったため、高校3年生の授業を見に行くことにしました。授業の内容は準備体操や軽いランニングの後、バレーボールの基本であるオーバーやアンダーのパスを行なうというものばかりでしたが、ほとんどの生徒が初心者のため、なかなか思い通りにボールをコントロールすることができないようでした。私は久しぶりにバレーボールに触れましたが、かつて高校・大学・会社を通じて10年以上バレーボールに親しんできたこともあって、生徒達に手本を示しながら色々とアドバイスすることができました。
授業の最後に、「スポーツにおいては基本を繰り返すことによって基礎を固めれば、時間が経ってもある程度の力は出せるようになる。これは勉強も全く同じことであり、基本をおろそかにせず努力することが大切である。」という話をしました。これまでの自分自身の経験を振り返ってみても、何事も500時間かければ最低限のこと、2000時間かければかなりレベルの高いこともできるようになると確信しています。生徒達がそれぞれの目標を持ち、その達成に向けて地道な努力を継続してくれることを期待しています。