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第39回ギター・マンドリンフェスティバルの開催

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  7月19日(日)、20日(月・祝)の両日、第39回ギター・マンドリンフェスティバルが全国高校優秀選抜55校の競演という形で吹田市文化会館・メイシアター大ホールで開催されました。これまでこのフェスティバルは、朝日新聞社と社団法人全日本高等学校ギター・マンドリン音楽振興会が主催し、文部科学省・大阪府・大阪府教育委員会・大阪市・大阪市教育委員会・NHK大阪放送局・大阪21世紀協会・スペイン大使館・ドイツ連邦共和国総領事館・イタリア総領事館の後援で、毎年7月の最終の土・日曜日に大阪府立青少年会館文化ホールで開催されてきましたが、会場が使用できなくなったため、本年度から吹田市教育委員会の後援も得て吹田市の文化会館で開催されることになりました。
  本校のギター・マンドリン部は第1回から連続出場しており、過去には優秀賞をはじめ、市長賞やドイツ賞やスペイン賞を受賞、特に昨年度は「フェスティバル大賞」を受賞する等輝かしい成績を残しています。そして、何よりも誇れるのは数多くの学校の中で39回にわたって連続出場しているのは、全国で雲雀丘学園高等学校だけということです。
  本校は2日目、20日に出場するということで、私も応援に駆けつけましたが、会場は全国からの観客でほぼ満席になっており、熱い熱気に包まれていました。
 本校の演奏曲目は本大会の審査員でもある藤掛廣幸作曲の『星空のコンチェルト』です。高校生と中学2・3年生47名が森龍彦さんの指揮の下、情感を込めて演奏を行ないましたが、息のあった素晴らしい音色は観客を大いに魅了し、割れんばかりの拍手が会場にこだましました。演奏後、審査員が持ち回りで講評を行なうことになっており、偶然藤掛氏の順になりましたが、同氏からは「オーケストラの音が良くなってきている。自分の曲をこのように演奏していただき大変嬉しく感じている。これからは一人ひとりが歌を歌うつもりで、楽器に歌を歌わせる気持ちで演奏して欲しい。」というコメントがありました。そして見事「優秀賞」を獲得しました。
  このフェスティバルは高校3年生にとっては、6年間のクラブ活動の総決算であり、感激の涙を浮かべている生徒の姿も見られました。今日の演奏会は生徒達にとって素晴らしい青春の思い出になったことでしょう。そして、このクラブ活動を通じて生徒達はさまざまな経験をし、大きく成長したのは間違いありません。
  また、本日は保護者や先輩の皆さんも多数お見えになっていましたが、大いに感動されたことと思います。これまで生徒達を暖かく見守っていただき、多大のご支援をいただきましたことに対して心より感謝申し上げます。