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環境改善への取り組み

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  夏休みを利用して各分野における環境対策について調べてみましたが、例外なく環境改善の取り組みが活発化してきています。特に多くの企業においては環境問題を経営戦略の最重点課題として取り上げています。かつては品質を高めるための『ISO9000』を取得していましたが、今は『ISO14001』と言われる環境基準を取得するところが増えてきています。具体的には電気・ガス・水道等の原動費の削減、リサイクル率やリユース率の向上、ペーパーレス化、物流コストの削減といったテーマに対する目標値を設定し、取り組んでいます。また、メーカーにおいては省エネの画期的な新製品が開発されてきています。
  また、この活動に先立って取り組まれているのが『5S運動』です。5Sとは「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾」の頭文字を表しています。この5つが環境改善のベースなのです。一般的に見て職場環境に問題のある企業で経営がうまくいっているところはないと言っても過言ではありません。トイレが美しいか、整理整頓ができているかと言う二つを見ただけで経営状況がわかるというのは、紛れもない事実なのです。生産現場を取り上げてみても整理整頓や清掃が行き届いていないところは、必ず安全や品質上の問題が発生します。
  本校においては環境教育に注力していますが、改めて環境改善に取り組むことが大切であると感じました。来週から本格的に学校が始まりますが、生徒、教職員、校務員がそれぞれの役割を明確にしつつ、全員で行動していかなければならないと思っています。