盛会だった北海道物産展
今年の文化祭のテーマではいくつかの新しい試みがありました。その一つが高校2学年が中心になって行なった北海道物産展です。本校では高校の修学旅行は北海道を訪れることにしていますが、このメインは農家でのファームステイです。今年も6月に多くの農家の皆さんにお世話になり、実際に野菜の植え付け等の農業体験をさせていただきました。今回の北海道物産展はこれらの農家や観光協会から野菜や果物を送っていただき販売するというものです。
当初はどれ位売れるのか心配していたようですが、全校生徒にこの内容を伝えたところあっという間に予約販売が完了してしまいました。このままでは文化祭当日に販売するものがなくなってしまうため、急遽追加発注することにしました。販売前日の土曜日は遅くまでトウモロコシ、玉葱、長ネギ、人参、茄子、ミニトマト、ブロッコリー、かぼちゃなどの野菜のほか、おぼろづき・ななつぼし・ほしのゆめといった北海道を代表するお米、更に鹿肉の缶詰やエゾジカのジャーキー等の仕分けを行ないました。そして、当日を迎えましたが、販売開始と同時に行列ができるほどの大人気ですべての商品を完売することができました。
また、送られてきた農作物の中には懐かしいお便りも同封されており、生徒達も大いに感激していたようです。これからもこのような心の交流を深めていくことができれば素晴らしいと思っています。
最後に、今回の物産展にあたって、価格を含め大変なご支援をいただいた北海道の農家をはじめ関係者に心よりお礼を申し上げます。