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大学受験は人生の節づくりのチャンス

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  9月12日(土)、駿台予備学校の吉村眞一先生にお越しいただき、進路講演会を開催しました。最初に大学受験の動向について説明された後、受験にあたって留意すべきことを中心にユーモアを交えて分かりやすく話をしていただきました。特に印象に残ったのは〝上から物事を見る〟という言葉です。つまり「現状を前提にしてやるのではなく、将来の夢や目標を描き現状とのギャップをいかに埋めるかという視点に立ってやるべきことを考える。人生を8つに区分すると皆さんは今2番目のステージに立っており、まだまだ先は長い。大学に進学するということが最終目的ではなく大学を出てから何をするかという観点を持つことが必要である。」ということです。
  しかし、受験を目前に控えた生徒達にとっては、大学に入るということが最大の関心事であると思います。私も何十年か前には大学受験のために必死になって勉強しており、頭の中は受験のことで一杯でした。時間が経過して今は7番目のステージにありますが、これまでの人生を振り返ると社会に出てからの数々の出来事に比べると大学受験という経験はそれほど大きな事ではなかったように感じています。
  人生にとっては高い目標を掲げてその達成に向けて努力するということが何よりも大切です。安易な道を選ぶ癖がついてしまうと充実した人生を送ることはできません。〝受験は人生における大きな節づくりのチャンスである〟と前向きに受け止めて努力を継続して欲しいと思っています。