サツマイモのためし掘り
自家自給率を上げるという目標を掲げ、近くの農園を借りて野菜の栽培を始めて約一年が経過しました。最近はインターネットという便利なものがあり、調べたいことがあれば簡単に情報を入手することができます。そのため全く経験がなくてもこれまで何とか野菜づくりを続けてきました。この一年間に収穫したのは大根、玉葱、エンドウ、ソラマメ、キュウリ、トマト、ゴーヤ等です。特にエンドウやキュウリ、ゴーヤは予想をはるかに上回る量を収穫することができました。
なかなか時間が取れないため、農園での作業は休日ということになりますが、野菜が育っていくのを見るのは楽しいものです。しかし、涼しくなるにつれてさすがに夏野菜であるキュウリは実をつけなくなり、ゴーヤやトマトも収穫量が減ってきました。
代わって6月上旬に蔓(苗)を植えたサツマイモが蔓を伸ばし、葉を茂らせています。サツマイモが日本に伝来したのは17世紀と言われていますが、あまり肥料を必要とせず、比較的連作もできるため育てやすい作物のひとつです。収穫までの期間が約4ヵ月ということなので、本日〝ためし掘り〟をしてみたところ、かなりの大きさになっていました。この様子では一週間後には全て掘り上げることができそうです。
今、本校においても環境教育の一環として野菜の栽培に取り組んでいますが、自ら体験することによってアドバイスできるようになりたいと思っています。