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地理や歴史を学ぶ

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  一昨日、2016年のオリンピック開催地に決定されたブラジルのリオデジャネイロのことを紹介したところ、〝最近学校でも世界の国について教えなくなったため、あまりにも世界のことを知らない人が多くなっている。これからグローバル化がますます進展する中で、もっと諸外国のことを教えるべきではないか〟というメールをいただきました。この意見には私も同感です。ゆとり教育の影響で社会科の時間が削減され、地理や歴史の時間が極端に少なくなりました。この結果、日本の都道府県や世界の国々についての知識は極端に乏しくなってきています。振り返ると、私の小学校時代には日本の各都道府県の地図や県庁の所在地、世界の主要な国の首都や主要な歴史年表等はほとんど記憶していたように思います。しかし、今は中学生でも十分な知識を持ち合わせていないようです。

 以前、イラクを知らない高校生が3割もいるということや世界の国がどれ位ありどれ位の人口がいるかというごく基本的なことすら知らない人が多いという現実に愕然としました。もっと世界に目を向けていくためにも、これからこの校長通信を通じて機会ある毎に世界や日本の状況について紹介していきたいと思っています。

 この一環として次回は近年成長の著しいブラジルについて掲載する予定です。