鳥取県校長総合研修にあたって
10月29日(木)、鳥取県教育委員会主催の「校長総合研修」において昨年に引き続いて“特色ある学校経営”というテーマで講演を行なうため、間もなく出発します。今回は講演後鳥取に宿泊し、翌日鳥取大学を訪問する予定です。また、今回の校長研修ではサントリー奥大山水工場の徳田工場長による企業経営の立場からの講演も並行して行なわれることになっています。実は数ヶ月前に誰か企業経営の経験のある方を紹介して欲しいという依頼を受け、徳田氏を紹介させていただいたところ快く引き受けていただいたとのことです。現地で同氏ともお会いできそうで、日頃のお礼も兼ねて色々とお話したいと思っています。
鳥取県は年々人口が減少し人口も59万人と全国の都道府県では最低ですが、この数字は豊中市と宝塚市を合わせた人口より少ないということになります。一方では大山を中心とした素晴らしい自然環境や海の幸にも恵まれており、都会に住む人から見れば羨ましいことも数多くあります。私はこれまでも何度か学校の特色づくりの中に環境の切り口を取り入れられないかということをお話してきましたが、正直なところこれが十分活かしきれていないように感じています。今回はそれぞれの学校で特色づくりがどれ位進んできているのかも確認してきたいと思っています。
これからはまさにグローカル(グローバル+ローカル)の時代。鳥取県としての強みを生かした学校づくりを進め、子ども達を育てるという高い志で取り組んでいただきたいものです。
本校も環境教育に注力していますし、毎年中学二年生の研修旅行では鳥取県を訪れていますので、これから何らかの形で連携を深めていきたいと考えています。