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中学校授業参観の実施

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  11月21日(土)、3時限目、4時限目に保護者対象の中学校授業参観を実施しました。参観いただくのは代数、幾何、英語、国語、歴史、理科、技術、家庭、美術、音楽といった通常の時間割の授業ですが、10時30分過ぎから数多くの保護者の方がお見えになりました。特に中学1年生と2年生の保護者の方の出席が多かったようです。中には教室に入っていただくことができずに廊下からお子様の様子をご覧になっておられた方もあり、誠に申し訳なく思っています。私も各教室を巡回しましたが、生徒達はいつもと違ってかなり緊張した面持ちで先生の話に耳を傾けていました。
  中学も学年が進むにつれて、学習する内容も次第に高度になってきますが、学力を身につけるための特効薬はありません。何と言っても基本は学校の授業を大切にするという姿勢です。まず授業に集中すること、次に予習と復習をしっかりやること、更に分からないところはそのまま放置せずに徹底的に分かるようにしておくことが大切です。この学習習慣を身につけておかないと、分からないところがどんどん増えてきます。そのため小学生の頃は要領のよさで何とかやっていた生徒も行き詰まることになってしまいます。そして、高校に進めば学習内容の質は高度になり、量も多くなってくるため手に負えなくなってしまうということになりがちです。学力向上にあたって大切なことは、地道な努力を継続していくことなのです。 保護者の皆さんにとって、テストの結果に関心がいくのは当然ですが、特に中学時代には学習の習慣をしっかりつけるということに注力していただきたいと思っています。