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ビーンズ研修会に参加して

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  11月28日(土)、17時より開かれたビーンズ研修会に参加しました。
この会のメンバーは大阪府立の現職校長、教頭およびOB校長と教育委員会の幹部となっており、通常は校長部会と教頭部会に分かれて土曜日の夕方に開催されていますが、今回は合同開催ということになりました。あくまで自主研修のため、講師等の選定も役員の皆さんが行なっています。最初に中西正人大阪府教育長より「回顧とこれからの教育界の課題」というテーマで、ご本人の生い立ちやこれまでの35年間の公務員生活を振り返っての感想や就任後8ヶ月の教育長としての取り組み経緯、今後の学力向上や人件費の将来動向とハード整備、高校の実質無償化の課題についてお話をいただきました。
  その後の懇談会の場では、出席者全員がそれぞれの思いを述べ合いました。各校ごとにさまざまな課題があるようですが、懸命に学校づくりを進めておられる様子が窺い知れました。
  最後に私は自分に言い聞かせる思いもあって次のような話をしました。〝皆さんはトップとして大変ご苦労をされていると思うが、このように厳しい時には教員や生徒は常に皆さんの後姿を見ているので、どうか元気を出して欲しい。今は、世の中の動向をしっかりつかみ、あたり前のことをあたり前のように行なうという凡事徹底が大切である。「着眼大局・着手小局」という言葉があるが、まず足下を固めるという脚下照顧の取り組みが必要である。お互いに健康に留意して教育活動を進めていこう。〟
  現在の日本はまさにすべての分野が厳しい経営環境下におかれていますが、ピンチはチャンスという思いで、今一度原点に戻って見直していくことが必要であると感じています。