« ビーンズ研修会に参加して | メイン | 進学指導特色校との懇談会 »

定期考査始まる

11.30test.jpg

  今週は月曜日から金曜日まで後期の中間考査が実施されます。11月30日(月)、いつものとおり朝の登校指導を行ないましたが、今日はさすがにそれぞれノートやメモ、参考書等を手にしている生徒の姿が目につきました。中には睡眠不足で多少疲れ気味の生徒もいたようです。私も試験の前日に明け方まで勉強したこともありますし、社会に出てからも期限ぎりぎりになって半ばやっつけ仕事で資料を作成したことも度々ありました。しかし、振り返ってみると所詮一夜漬けというのは、肉体的な疲れの割には良い結果に結びつかなかったようです。勉強は仕事やスポーツとは基本的に異なる面もありますが、共通する面も数多くあるよう思います。その最大のものは、どれだけ時間をかけたかという「時間の絶対量」だと思います。
  〝継続は力なり〟という言葉がありますが、何事も毎日やり続けていくことが大切です。1日10分間としても1ヶ月では300分、実に5時間になります。これくらいの時間であれば、通学電車の中でも、学校でのちょっとした休憩時間の中でも簡単に生み出すことができるのではないでしょうか。また、毎日4、5時間というまとまった時間をつくり出すのは難しいと思いますが、1時間くらいなら工夫すれば容易にできるのではないでしょうか。仮に1日1時間とすると1ヶ月では30時間、1年では365時間ということになります。
  間際になってから慌ててスタートするのではなく、毎日小さなことを積み重ねていけば必ず結果はついてきます。これまで何度もお話ししているように、中学・高校時代に良い習慣を身につけることは将来社会に出た時に大いに役立ちます。是非、定期考査を機に良い習慣づくりを心がけて欲しいものです。