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伊江島での民泊を終えて

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  退村式の行なわれる伊江港には朝早くから制服姿の生徒と民家の皆さんが次々に到着し、開始時間前には生徒達全員がクラス毎に整列しました。
冒頭、私は感謝の意を込めて次のような趣旨の挨拶をしました。本校は沖縄研修旅行の目的として〝《平和・環境・人との出会い》の大切さを学ぶ〟ということを掲げているが、今回のホームステイを通じて、これらをしっかりと心の中に刻み込むことができたこと。何よりも印象的だったのは生徒達の目がキラキラと輝いていたこと。多くの生徒がもう少しこの伊江島に滞在したいと思っていること。天候にも恵まれ、生徒達にとっては最高の思い出になったこと。来年度も引き続き宜しくお願いしたい。ニヘーデービル(有難う)等です。
  その後、生徒代表によるお礼の挨拶があり、最後に伊江島観光協会の小濱豊光専務理事から「我々を皆さんのお父さん、お母さん、おじいさん、おばあさんと思って欲しい。〝さようなら〟ではなく〝行ってらっしゃい〟という言葉で皆さんをお送りします。」というお話をいただきました。それから出発までの時間にはホストファミリーの方と記念撮影をしたり、抱き合ったり、泣きじゃくるといった感動的な光景が随所で繰り広げられました。
  小濱氏とは色々な話をしましたが、どんどん人口が減ってきており、何とか新たな入村者を迎えたいこと、農地はあるが耕作者が足りないこと、現在二つある小学校も間もなく統合されること、来村した学校での物産販売を拡大したいこと等の思いがひしひしと伝わってきました。
  このたびの民泊にあたっては、伊江島の皆さんに大変お世話になりました。心から感謝申し上げると共にこれからもこの縁を大切にしていきたいと思っています。