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センター入試本番に備えて

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  いよいよ大学センター入試まで残り1ヵ月になり、高校三年生は追い込みに全力を傾注しています。
12月14日(月)、15日(火)の両日にわたりセンター入試の本番に合わせたセンター直前模試を実施しました。
  センター入試の細目については既に発表されており、現在それぞれの生徒は志望校に合わせて受験スケジュールを立てている段階です。生徒達はこれまでさまざまな模擬試験を受験してきていますが、センター入試とは受験教科の順番や休憩時間、日程等異なるところも数多くあり、センター入試に合わせた受験は一度も経験していません。
  大きな違いは、ほとんどの模試が1日で実施されるため休憩時間は10分しかないのに対して、センター入試は2日にわたり実施され休憩時間も45分あります。また、試験開始から終了までは実に9時間以上にわたっていますし、試験会場も男女別になっています。従ってこの模試の主眼を「センター試験と同一の条件下で受験させる」ことに置き、開始時間も時間割りもすべてセンター本番どおりとしました。
  そのために「受験科目はセンター当日受験する科目とする」「自分の受験科目に合わせて登校する(時差登校)」「入室完了時間なども当日に準ずる」「教室内の私語は厳禁とし、休憩時間も話をする場合は廊下に出る」「英語Listeningも当日同様、ICプレーヤーを使い実施する」といった取り組みをしました。
試験科目間の休憩時間が長く、生徒達は少し戸惑っている様子も感じられましたが、精一杯前向きに模試に取り組んでいたようです。初日は18:35に英語Listeningが終了し、その後終礼をしたので、帰りは19:00前になりましたが、終礼時にKitkatを食べ(もちろん「試験に勝つ」という意味を込めて)本番へ向け気持ちを高めることができました。
  センター試験においては精神的にタフでなければ良い結果を得ることは出来ませんし、緊張感をどのような形で持続させるのかが極めて大切です。今回の模試は生徒達にとっては大いに効果があったのではないかと思います。1カ月で学力はまだまだ伸びます。センター本番に向けて粘り強く学習して欲しいと思っています。