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第38回中学校英語暗唱大会の開催

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  12月16日(水)午後、中学生の部の英語暗唱大会が行なわれました。この大会が始まったのは1971年(昭和46年)で、今年は38回目を迎えます。最初はESS部主催で土曜日の午後に行なっていたため、聴衆もわずか数十名ということでしたが、その後英語科の主催で全中学生が参加する大会になりました。そして、本校の伝統の行事の一つとして毎年この時期に開催されています。 

  本年は各クラスから選ばれた中学1年生10名、中学2年生 8名、中学3年生 8名の計26名が発表しましたが、本日に至るまでには中学生全員が各学年の指定する課題に約2ヶ月もの間取り組んできました。それぞれの学年の題目は、1年生は「Happy Christmas(War is Over)」、2年生は「Sound of  music」、3年生は「I have a dream」です。出場者にとっては、生徒や先生、保護者等合わせて約500名の聴衆の前で、しかも英語で発表することは初めてという人がほとんどだと思います。私は残念ながら所用のため出席できませんでしたが、先生方に発表者の様子を聞くと、一人ひとりが身振り、手振りをまじえながら表情豊かに堂々と発表を行なったようです。

  暗唱はまず先生の真似をすることから始まり、何度も練習を繰り返した後に、文の内容を咀嚼し自分なりのスタイルに磨き上げ聴衆の心に訴えかけていくことが大切です。これまで繰り返し練習を積むことによって鍛えられた精神力や自信は将来きっと役に立つことでしょう。これからグローバル化の進展に伴い語学力やプレゼンテーションの能力が益々重要になってきますが、中学・高校生活を通じてこれらの力をしっかりと身につけていって欲しいものです。