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中学入試は人生の節づくり

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  1月23日(土)、中学後期入試の合否を決める選考会議を開催し、最終の合格者を決定しました。
試験の点数を見ると、合格ラインをはるかに上回っている人、全く合格ラインに達していない人、あと少し頑張っておれば合格ラインに達する人等さまざまです。
  本校では全教職員が広報活動に携わっているため、これまで学校説明会や私学展・進路相談会等でお会いした保護者の皆さん、塾関係の先生方、本学園を卒業された保護者の皆さん、本学園に通学している兄弟姉妹の皆さん、前期・後期入試の複数受験者等の顔が浮かび、何とか合格して欲しいと祈る気持ちであったと思います。
  私も〝できることであれば希望者には全員入学して欲しい〟また〝11歳や12歳の子ども達に辛い思いをさせたくない〟という気持ちで一杯です。しかし、個々の事情を優先すれば、入試そのものが無意味なものになってしまいますので、厳正に選考させていただきました。ご希望に添えなかった皆様には本当に申し訳ない気持ちで一杯ですが、何卒ご了承ください。
  また、本年度の3回の入試で合格した人の中にも、ボーダーゾーンの人もいれば、上位で入学した人もいます。いずれにしても、努力を怠ればたちまち成長は止まってしまうでしょう。逆に今回の入試でたとえ不合格であっても、この悔しさをバネに努力すれば大きく成長するのは間違いありません。
  子ども達にとって中学入試は人生における最初の試練であり、今回の結果によってこれからの人生が決まってしまう訳ではありません。人生における節づくりのチャンスであると前向きに受け止めていただきたいと思っています。