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高校新校舎~基本コンセプトと概要

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  高校新校舎の建設も順調に進んでおり、来月には完成する予定です。現在の高校1年生と2年生、それに来年度入学される生徒の皆さんは4月からこの校舎で高校生活を送ることになりますので、これから何回かに分けて概要を紹介します。
  この校舎の基本コンセプトは〝エコ〟と〝ゆとり〟をテーマに「教育スペースの充実」と「環境との調和」を目指すというものです。まず、教育スペースの充実については、普通教室の面積が60㎡から76㎡と26%、廊下の幅員は2.5mから2.8mと12%広がります。また、教員と生徒、生徒間、教員間の交流をはかることにも配慮しています。具体的には交流スペース70㎡を新設し、職員室も279㎡から337㎡へと21%拡大し、教員が休養できるスペースを確保するというものです。
  次に環境との調和については太陽光発電や雨水利用、樹木の保全と緑化の推進、省エネルギー対応型設備の設置、シックスクール対策を採用しています。
  施設の概要は1階に調理・被服・美術の各特別教室の他、生徒会室・保健室・生徒相談室・用務室それに多目的スペース(ろくまる≪60≫ホール)、2階は職員室(談話室・健康管理室・更衣室含む)・交流スペース・音楽・社会(視聴覚室兼用)の各特別教室・演習教室2室と進路指導室。3階は普通教室7室・化学・生物・物理・書道の各特別教室、4階と5階はほぼ同じ仕様で普通教室が7室、という配置になっています。
  また4階北側屋上には雨水を利用した屋上緑化設備、5階屋上南側には太陽光発電のパネルが設置されます。これまでの校舎は4階でしたが、1階増えたことによりスペース的には余裕ができ、普通教室は合計21室、特別教室は合計9室を確保が可能になりました。